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モンテカルロ法は勝てる!?
攻略法の使い方や計算方法を徹底解説

オンラインカジノに最適な「モンテカルロ法」とは?

最終更新日:

様々な攻略法の中でも、リスクが低く徐々に損失を回収することができると言われる「モンテカルロ法」
本当かどうかは定かではありませんが、この攻略法でカジノが一つ潰れたという噂が立つほど有名な攻略法です。

紙とペンを用意して簡単な数列を書き、計算しながらベット額を決めていくので、他の攻略法よりは若干複雑ではありますが、覚えてしまうとそこまで難しくありません。
無料プレイなどで試してから覚えていくと良いでしょう。

モンテカルロ法の使い方がすぐ分かるおすすめ動画

モンテカルロ法は紙とペンを使い、ゲームの進行状況を書きながら進める必要があります。

そのため、他の攻略法と比べると少し慣れるのに時間がかかるかもしれません。モンテカルロ法の流れが分かりやすい動画があるので参考にしてみてください。

モンテカルロ法の解説動画を見る

モンテカルロ法ってどんな攻略法?

モンテカルロ法ってどんな攻略法?

モンテカルロ法は、決まった法則で「数列」を書いていき、そこから導き出された額を次の勝負にベットしていく攻略法です。
「負ける勝負」があることを前提として、その回収方法を数列で導き出し、リスクを抑えながら利益を積み上げていくというシステマチックなものです。
その為、紙とペンなどに記録していくことがほとんどで、通常のランドカジノで使う場合は頭の中で計算が出来なければ使えない方法です。

その点、オンラインカジノの場合は、急かされることもなく落ち着いて記録していけるので、有効に使うことができますね。

たくさんあるカジノゲームの中でも、配当が3倍(勝率約33%)のゲームで使われるため、ルーレットのダズンベット(1st 12、2nd 12、3rd 12)カラムベット(2:1の上、中、下)に賭ける時などに有効です。
2倍配当のゲームでも使えますが、一定の条件がそろわないと損失分が取り戻せないので、注意が必要です。

【→【モンテカルロ法】バカラのバンカー1点賭けで勝てるか検証

モンテカルロ法を使った賭け方

モンテカルロ法の賭け方解説

まず初めに「ユニット」という考え方を覚えましょう。
「ユニット」とは賭けるときの基準となる数字の単位です。
モンテカルロ法では数字を書いていきますが、その際に使うのが「ユニット」という単位です。

例えば「1ユニット=$1」と設定した場合は、単純に「5ユニット=$5」というように、数字通りのベット額になります。
仮に「1ユニット=$3」と設定した場合は、「5ユニット=$15(3×5)」となります。

単位としてユニットを使うことで、モンテカルロ法の書き方はそのままにして、ベット額の基準額を上げていけるというメリットがあります。

ではモンテカルロ法の賭け方を解説していきましょう。

モンテカルロ法を進める手順

説明を分かりやすくするため、「1ユニット=$1」と設定することとします。
モンテカルロ法を使うときのゲームは、「勝率30%前後・3倍配当」のものにしましょう。
ルーレットの「ダズンベット・カラムベット」がそれにあたります。

では早速、モンテカルロ法の手順を見ていきます。
まずは紙とペンを用意してください。

  1. 手順1|紙に「1,2,3」と書きます

    手順1紙に「1,2,3」と書きます

    手順1|紙に「1,2,3」と書きます

    最初に書いた「1,2,3」を基準としてモンテカルロ法がスタートします。
    この数列の両端を足すことで、次にベットする額が決まります。

    数列の両端にある「1」と「3」を足した「4」が基準となり、ここでは「$4」が初回のベット額となります。

  2. 手順2|勝負に負けた場合

    手順2勝負に負けた場合

    手順2|勝負に負けた場合

    勝負に負けたら最初に書いた数列の右端に数字を書き加えます。書き加える数字は、今の勝負でベットしたユニット数です。
    ここでは「4」を書き加え、数列は「1,2,3,4」となります。

    次の勝負では、また数列の両端を足します。 「1」と「4」を足すと「5」になるので、次の勝負のベット額は「$5」となります。

  3. 手順3|次の勝負も負けた場合

    手順3次の勝負も負けた場合

    手順3|次の勝負も負けた場合

    次の勝負も負けたら、「手順2」の時と同様に、数列の右端に今の勝負でベットしたユニット数を書き加えます。
    ここでは「5」を書き加え、数列は「1,2,3,4,5」となります。

    次の勝負では、また数列の両端を足すので、「1+5=6」となり、次の勝負のベット額は「$6」となります。

  4. 手順4|次の勝負も負けた場合

    手順4次の勝負も負けた場合

    手順4|次の勝負も負けた場合

    次の勝負も負けたら、先ほどと同様に、数列の右端に今の勝負でベットしたユニット数を書き加えます。
    ここでは「6」を書き加え、数列は「1,2,3,4,5,6」となります。

    次の勝負では、また数列の両端を足すので、「1+6=7」となり、次の勝負のベット額は「$7」となります。

  5. 手順5|次の勝負で勝った場合

    手順5次の勝負で勝った場合

    手順5|次の勝負で勝った場合

    勝負に勝った時は数列の両端を2つずつ消します。
    現時点での数列は「1,2,3,4,5,6」なので、両端の数字を2つずつ消し、数列は「3,4」となります。

    次の勝負では、また数列の両端を足すので、「3+4=7」となり、次の勝負のベット額は「$7」となります。

  6. 手順6|次の勝負も勝った場合

    手順6次の勝負も勝った場合

    手順6|次の勝負も勝った場合

    勝負に勝った時は、「手順5」の時と同様に、数列の両端を2つずつ消すことになります。
    ですが現時点の数列は「3,4」ですので、数列がなくなってしまいます。

    この数字が消えると、モンテカルロ法が成功となり終了です。
    ゲームを続ける場合は「手順1」に戻ってリスタートです。

モンテカルロ法が成功するとどうなるの?

基本的なモンテカルロ法の進め方を解説しましたが、モンテカルロ法が成功するとどうなるのでしょうか。
先ほどの手順を収支表に当てはめて見てみましょう。

モンテカルロ法が成功するとどうなるの?

上記の表にあるように初回~3回目までは負けているので、その分収支はマイナスになります。
ですが、4回目で勝ったのでベット額の3倍を獲得し、モンテカルロ法が成功した5回目には、収支がプラスに転じます。

手順通りに間違えずに進め、数列を書き足したり消したりしていき、数列がなくなった時。
つまりモンテカルロ法が成功した時には、収支は必ずプラスになります。。

これが、リスクを抑えつつトータルでプラスを取っていくモンテカルロ法の仕組みになります。

モンテカルロ法は勝率のバランスが命!

モンテカルロ法は勝率のバランスが命!

ここまででモンテカルロ法の手順について解説しました。
数列が出てきたり、足したり消したり、一体何をやってるんだろう?という感じですよね。
実際試すときには、ルールに基づいて決まったことをやるだけで簡単なのですが、より失敗しないようにするには、もう少し分析が必要です。

4回中1回の割合で勝てればOK

とても単純なことですが、数列が消えればモンテカルロ法は成功なわけです。
負けた時に増える数字は1つ。
勝った時に消すことができる数字は4つ。
つまり、4回に1回の割合で勝つことができれば、基本的には取り戻すことができます。

勝率で言うところの25%ですね。
例え12連敗をしたとしても、4回連勝できれば収支はプラスになります。
余裕を持って30%くらいの勝率があると進めやすいと思います。

勝ちと負けが交互に来たとしても、どちらかに偏ったとしても、勝率25%を守ることができれば大丈夫なわけです。
ゲームの流れよりも、最終的な勝率のバランスが重要ということです。

収支がプラスになるギリギリのところが勝率25%ですので、より確実に勝つために、勝率30%以上のものを選ぶと良いでしょう。

3倍配当で勝率30%以上のゲームを選ぼう!

上記の点を考慮した場合、モンテカルロ法を使うゲームを選ぶ場合のポイントは以下の2点です。

  • 配当が3倍以上のもの
  • 勝率30%以上のもの

これらの条件を満たすものとしては、「ルーレット」が最も遊びやすいですね。
ルーレットの「ダズンベット」や「カラムベット」の場合、全部で37ヶもしくは38ヶの出目があるうちの12ヶにベットする形になります。
勝率でいうところの約32%です。
そして配当は3倍。モンテカルロ法を練習するには、ピッタリのゲームですね!

モンテカルロ法は2倍配当のゲームでも使える?

基本的に3倍配当のゲームで使うモンテカルロ法ですが、2倍配当のゲームにも使うことができます。
但し、2倍配当のゲームで使う場合は、数列が消える、もしくは残り1つになった後の勝負で勝つ必要があります。
つまり最後は「2連勝」することが条件となります。

モンテカルロ法の勝率を上げる方法

モンテカルロ法の勝率を上げる方法

モンテカルロ法はリスクが低めの攻略法で、長期で見て利益をコツコツ積み上げていくようなイメージです。
ですが、基本的に3倍配当のゲームで使うため、流れが悪い時にはなかなか勝つことができません。

そこで、モンテカルロ法の成功率を上げるために少し工夫をしてみましょう。
賭ける場所は変えずに、ベットするタイミングを変えるだけでも、結果は大きく変わります。

ルーレットの空回しでベットする勝負を選ぶ

ここで紹介する方法は、ルーレットの「空回し」を使う方法です。
空回しとは、ベットせずにルーレットを回すことですが、この機能があるルーレットは少ないので、ゲームを選択する際は注意しましょう。

  • 空回しが可能なルーレット:
    「European ROULETTE」など

空回しを使ったモンテカルロ法の進め方

  1. 下記の条件に当てはまるものが出るまでルーレットを空回しする
    • ダズンベット「1~12」「13~24」「25~36」
    • カラムベット「2:1 上」「2:1 中」「2:1 下」
      ⇒上記6ヶ所の中で5回連続で出ていない場所を探す
  2. 見つけたらそこにベットする
  3. 引き続き②の方法で次にベットする場所を探す
  4. 見つかったらそこにベットする

※繰り返し

あとはモンテカルロ法を手順通りに進めるだけです。
この方法は勝率を上げることができますが、ゲームの結果を記録していく作業が増えることに加えて、時間がかかるというデメリットがあります。

ですが、勝ちにこだわる方にはぜひ試してみて頂きたい方法です。

勝率を上げた究極のモンテカルロ法を実践してみた

モンテカルロ法は「空回し」と組み合わせて勝率を上げよう

ここで実際にモンテカルロ法を実践してみましょう。
せっかくなので、上記で挙げた「空回し」を使って勝率を上げたバージョンで試してみたいと思います。

実践する前にプレイデータを整理しておきます。

  • 【ゲームの種類】 ルーレット「European ROULETTE」
  • 【賭け方】 ダズンベット・カラムベット
  • 【攻略法】モンテカルロ法+空回し
  • 【ユニット設定】 1ユニット=$1
  • 【初回残高】 $5000

まずは空回しをして、ダズンベット・カラムベットの中で5回連続で出なかった箇所をあぶりだします。
モンテカルロ法の数列の記述とは別に、こちらも記録をしていきます。

その時の記録データはこちらになります。

モンテカルロ法実践:空回しの記録データ一覧

上記の図のように記録していけば、どの箇所にまだ当たりが出ていないのかが一目瞭然です。
5つの空白のマスが続いたところに賭けていきます。
※背景が黄色のマス・・・実際にベットした箇所
※背景がオレンジのマス・・・当たった(勝利)箇所

実践途中で7連敗をしてしまった場面もあり、若干焦りましたが、その後しっかりモンテカルロ法がはまり、回収に成功しました。

結果的に17回勝負をして、勝敗バランスは6勝11敗。
7連敗というイレギュラー的な流れがあった割に、勝率としては35.3%とかなり良い数字が出ています。
本来のダズンベット・カラムベットの確率が約33%ということを考えると上出来です。

最終的な収支に関してはこちらです。

モンテカルロ法シミュレーション結果

モンテカルロ法シミュレーション結果データ一覧

最終的な収支としては、17回の勝負で$35のプラスを作ることができています。
途中マイナスが大きく積み重なった場面もありましたが、モンテカルロ法によって効率的に回収ができています。

モンテカルロ法を試してみた実感としては、負けること(収支にマイナスが出ること)を見越した上で、「どれだけリスクを抑えて回収するかを、目に見える形で仕組み化したもの」という印象です。

負けているときに感情に身を任せて回収しようとすると、1回で回収しようとしがちです。
そこをモンテカルロ法に頼ることによって、落ち着いた精神状態で少しずつ回収し、最終的に利益を積み上げていくことができます。

試せば試すほど、奥が深い攻略法だと感じます。
皆様もぜひ試してみてくださいね!

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モンテカルロ法はリスクが低めでコツコツ貯めていく人向け

モンテカルロ法は基本的に長期戦になる攻略法です。
また3倍配当のゲームが対象となっているため、「負ける勝負があること」が大前提です。

要するに、リスクを最小限に抑えながら、いかに負け分を回収するかを追求した攻略法です。
そのため、コツコツとできる方の方が向いていると思います。
一獲千金狙いだったり、大きく稼ぎたいという方には不向きなので、そういった場合はパーレー法などが向いています。

多少リスクが大きくても短時間で大きく稼ぎたい方はパーレー法を試してみてくださいね!

【→パーレー法とは?攻略法の使い方を徹底解説